会長から
 

 華輪会会員の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 昨年10月には学園祭における華輪会総会を盛大に開催することができました。お忙しい中多くの方々にご参加いただきありがとうございました。
 ご参加いただけなかった方々には簡単に総会の内容をご報告させていただきます。

 総会では華輪会名誉会長でもいらっしゃる本多学長先生から冒頭にご挨拶いただき、工芸大学の現状と将来構想や閉校後の先生方の処遇も問題なく行われる旨、会員の皆様にお話がありました。
 その後、会長挨拶として今後の運営方針について以下2点をご説明させていただきました。

・ 華輪会の独立的活動の維持
・ 工芸大学との協力体制の整備・維持

 母校閉校に際し華輪会も変革を迫られておりますが、以前卒業生全員を対象としたアンケートで細々とした活動であっても華輪会は独自の活動を望むという声が最多数でしたので、会員の意思を尊重し華輪会は独立的活動を維持してまいります。
 現実的には現在の在学生を最後に新会員および会費収入はなくなり現在保有の資金を運用するのみとなりますので活動内容は節約体制に入ります。著名人をお招きしての華やかな総会は20周年、30周年といった区切りの年、記念の年のみ開催とさせて頂きたく存じます。一言申し添えますと、来年(15年度)は華輪会20周年にあたりますので記念の企画を考えさせていただきたく存じます。

 また、改革を行うからには華輪会とはなんであるか、を知るため設立主旨を改めて確認いたしました。
会則第2条に

本会は会員相互の親睦をはかると共に母校ならびに学校法人東京工芸大学全体の発展に寄与し、秘書およびこれに関連する業務に関する研究と知識の交換を行うことを目的とする。

とございます。
 会員、秘書活動はもとより兄弟校への寄与も謳われております。母校閉校後も兄弟校である工芸大学、またその同窓会との協力体制を明確にすることで、華輪会の足元が揺らぐことのないよう努力してまいりたく存じます。この点皆様にはご理解ご協力いただけるものと存じます。

 これからの長い将来に渡って、皆様が東京工芸大学女子短期大学部の卒業生であるという誇りを胸に、安心して各分野にてますますご活躍いただけるよう華輪会は努力してまいりたいと存じます。
 会員の皆様には今後ともご指導ご協力をお願いいたします。
 末筆になりましたが、学園祭における総会開催にあたり、一方ならずご尽力頂きました先生方、事務の方々、在校生の皆様にこの場をお借りして改めてお礼申しあげます。