会長コーナー

平成16年度総会ならびに20周年祝賀会での会長挨拶を出来る限り忠実に再現してあります。
ご参加いただけなかったみなさまも当日の様子を感じていただければ幸いです。

平成16年度総会
 ご紹介いただきました宮永です。
 本日は皆様お忙しいところ、大勢ご参加頂きありがとうございます。本日はみなさま、この後の安藤優子さんのご講演を楽しみにしていらっしゃると思いますので、ご挨拶は短めにと思っておりますが、まず、みなさまにお詫びして訂正しなければ成らないことがございます。大変恥ずかしいことではございますが、総会開催数の数え間違いをどこかでしていたようです。1年ずれてカウントが始まっておりました。このたび、閉校予定に際しまして華輪会の歴史を一つ一つたどりなおす作業中に気づきました。
 私たちの同窓会は昭和57年に母校新設と同時に発足いたしております。この時点では正会員はまだおりませんで、在学中の準会員のみの構成でした。昭和59年に第一期生の卒業をもって正式始動を迎えました。ちょうどこの時に第一期生により、華輪会と命名されております。
 この華輪会としての正式始動を起点といたしまして、今年がちょうど20周年にあたります。平成14年度総会でご承認いただきましたように、記念の年、区切りの年となりましたので、今年は盛大にこちらのニューオオタニさんでニュースキャスターの安藤優子さんをお招きしての記念行事を開催させていただきました。いまだかつてない大人数のご出席を頂いておりますので私たち役員の方針・企画にご賛同くださったものと役員一同うれしく感じております。改めてみなさまのご参加に御礼申し上げます。
 そして、今回の記念行事では今までにないことをもうひとつ行っております。それは、講演会終了後の祝賀会に招待客をお招きしているということです。

 毎年お招きしております母校の先生がた教職員のみなさまのほかに、東京工芸大学の理事長や学部長先生、芸術学部と工学部の同窓会の会長さまはじめご出席いただける役員の方々をお招きしております。私たちの華輪会が、東京工芸大学の中にあって妹分として存在していることを力強くご支援くださっている方々です。またとない機会ですのでお礼の気持ちをこめてご招待申し上げております。みなさま方にとりましては、見慣れないおじ様方のお席ということかもしれませんが、そのような事情ですので失礼のないように、よろしくご協力いただきたいと思います。

 さて、前置きが長くなりましたが、折角大人数ご参加いただいた総会ですので今後の華輪会方針をもう一度ご説明させていただきます。HPを既にお読みいただいた方もいらっしゃるかとおもいますが、大きな柱は2点ございます。

  • 華輪会の独立的活動の維持
  • 工芸大学との協力体制の整備・維持

 今回の総会ご案内と同時に送付させていただきましたアンケート結果ご報告とそれを元にした今後の具体的な活動内容は後ほど副会長の加藤よりご説明させていただきますが、この2点を中心に活動してまいります。母校閉校後も兄弟校である工芸大学、またその同窓会との協力体制を明確にすることで、華輪会の足元が揺らぐことのないよう努力してまいりたく存じます。本日の祝賀会の席に、工芸大学の理事長や同窓会会長がご列席くださることもその表れのひとつとご理解いただけるかと存じます。
 これからの長い将来に渡って、皆様が東京工芸大学女子短期大学部の卒業生であるという誇りを胸に、各分野にてますますご活躍いただけるよう、華輪会は卒業生皆様の心のよりどころと言っていただけるように努力してまいります。今後ともご指導ご鞭撻そしてご協力をお願いして私のご挨拶と代えさせていただきます。

 ご挨拶に続きまして、私から会員のみなさまに重要な提案がございます。

 華輪会顧問をこの20年以上の長きにわたりお引き受けくださっていた永田先生が昨年度をもちまして母校を退職されました。従来、顧問の先生は大学との連携を図るという意味でお願いしていた経緯がございます。永田先生ご自身から顧問辞任のお申し出もございましたが、私たち卒業生一同からのお願いとして引き続き華輪会の顧問をお願いしてはいかがかと存じますが、みなさまいかがでしょうか?

補足
全員一致で永田先生に引き続き顧問をおねがいすることと致しました。
その後お電話にて永田先生よりご快諾いただきました。