拝啓、皆様いかがお過しでしょうか。
 私は、卒業と同時に小田原から新幹線こだま号大阪行で富士山に見送られ、再び「夜のお菓子うなぎパイ」の浜松に戻り、実に地味な生活を極めております。
 暗いイメージを背負った浜松にも、一応サーファーといわれる人もおりますが、波に乗りきれずうなぎと戯れているというのが実のところで、やはり明るきにはもう一歩です。
 しかし、日中、三大砂丘の一つである中田島で大凧をあげ、夜は浜松のメインストリートを練り歩く、ただ見ているだけの人には、単なるおしくらまんとゅうでしかないと思われている、ゴールデンウィークに繰り広げられる熱狂のパフォーマンスである浜松祭りをはじめ、夏は祭りにつぐ祭りで、一瞬の盛り上がりをみせます。
 そこでおすすめしたいのが、ポスト秋芳洞をめざす、オオコウモリの生息する竜ヶ岩洞。また、黄金の大滝にうたれ、廃線になるとうわきされる国鉄二俣線御座数列車で、天竜川の夜空を七色に彩る一瞬芸や、ナイアガラの滝をみる鹿島の花火大会。昔、菅原文太のウイスキーのCMにみられた、真に男の世界と呼ぶにふさわしい、新居の手筒花火、そして、御食事は、グランドホテル浜松のコック長がおすすめする、うなぎのミルクフイーユをはじめとするコースディナー、”浜名湖の夏”、をお届けします。
 テクノポリス構想に、今着実に変身を遂げようとしている、伝統と維新のぶつかりあう浜松で、愛と冒険の感動のドラマをつくるジョイフルナイトツアーに、皆様おさそいあわせのうえ参加されてはいかがでしょうか。
 まずは浜松のごく一部の紹介まで、悪文にて、失礼いたしました。

かしこ




華輪会からおねがい
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