かりん Vol. 21

2009年12月
東京工芸大学
女子短期大学部
華 輪 会


平成21年10月31日にウェスティンホテルにおいて、華輪会総会ならびに江原啓之氏をお招きしての25周年記念行事を開催いたしました。
当日は、諸先生方9名・会員322名に参加していただき、盛大に行うことが出来ました。

総会では、
☆ 活動報告・活動計画
☆ 華輪会活動の現状と今後の活動方針について
☆ 会計報告
☆ 工芸大学への優遇入学制度のお知らせ
をさせていただきました。


記念行事としてのスピリチュアルカウンセラー・江原さんの講演は、会員の皆さんもとても興味深く、楽しく聞くことができたのではないかと思います。
『人生を生き抜く10か条』を挙げて、以下のようなお話をしてくださいました。

人生を生き抜く10か条

@感情よりも理性を優先させること

自分が感情的になったときは、常に理性にする。
涙目でものを見てはいけない。涙目で見ると誠が見えない。
全てがぼやけてみえるから、涙をぬぐったときに誠が見える。
子供に対して”しかる”ことは理性。
してはいけないことは、”あたる”こと。
幸せな人は意地悪をしない。意地悪は恥ずかしいこと。

A小我(自分自身だけを愛する心)よりも大我(相手を愛する心)を優先させること

大我とは人の言いなりになることではない。親のような愛。
人間関係の秘訣⇒気は使うものではなく、利かすものです。
気を使う⇒小我  気が利く⇒大我

B生け花の「芯・添え・控え」を大切にする

何を軸にするのかが大事。
道のつくもの(柔道・剣道・華道・茶道など)=人生哲学
人は生けたら華になる。生け花をすると自分自身が見えるはず。
自分の人生の悩みも『芯・添え・控え』で見ること。
今一番何をしなければならないかを分析する。

C天職と適職をしっかり理解すること

天職は心の喜び・適職は自分の能力を提供してお給料をいただくこと。
友達は自分で選べるが、職場では自分の好きな仲間だけで部署を作るわけにはいかない。
不都合な場がなかったら知らないまま生きていってしまって磨かれない。
ここに戻れば自分が幸せだと思える場所をつくること。
天職=自分の聖地

D「ことたま」と「おとたま」を大切にすること

日本はことたま文化。声は言葉を運ぶ船。

E愛情を大切にすること

物を大切に。物を持たないと幸せではないというのは間違い。
お金を持たなくても喜びはつくれる。

F美意識を大切にすること

豪華ではなくていい綺麗にすること。
花の一輪も飾れる余裕を持って生きること。

G念を大切にすること

念はみんなが持っている。
あなたはあなたの発する念に責任を持っていますか?
スピリチュアルな法則は目に見えないこと。
どれだけ与えたかではなく、どれだけ込めたか。

H波長(類は友を呼ぶ)を大切にすること



Iカルマを大切にすること

自分のまいた種は自分で刈り取る
罰ではなく自分自身の成長のために自分でプレゼントするもの。
風邪を引いたことがあるから、風邪をひいた人の気持ちがわかる。
躓いたことがあるから、躓いた人の気持ちがわかる。

喜怒哀楽。全て大事。
何かあるのが人生。
それを知るために私たちは生まれてきた。

宿命と運命は違う。
人と比べるということは最も不幸。
自分は自分でしかない。
自分が持って生まれた素材が宿命。
それを使った料理が運命。
自分の最高の料理を作ること。
料理の腕。。。それが創造力。
何歳になっても学ぶこと。
いろんなことに常に貪欲になって生きること。
運命は自分が作ること。
幸せは人から見て決められることではない。
あなたの幸せはあなたの心の中にあること。

〆の言葉

自分が常に幸せであると実感して生きること。
そうすれば、この人生が豊かになるのです。

江原さんの講演の後は、立食パーティーを行いました。
おいしいお料理と共に諸先生方、友人たちと楽しい時間を過ごしました。

また、5年後に記念総会を開催しますが、
その間は毎年工芸大の学園祭に併せて総会を開催しておりますので
そちらにも是非いらしてください。