かりん Vol. 8

1999年12月
東京工芸大学女子短期大学部
華 輪 会


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世は師走とミレニアムで慌しい雰囲気ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。

 第16回 華輪会総会
 
 今年は7月20日(海の日)の祝日開催となりました。今までの日曜日開催ではご参加頂けなかった先生方にも今年は多くご参加頂くことができました。華輪会会長太田よりの挨拶、会計報告および平成11年度予算を拍手をもって承認の後、石井苗子さんの講演となりました。第2部の会食では、ご出席の先生方から一言賜りながらくじ引きをして頂きました。
それぞれ素敵なプレゼントにあたられた方はおめでとうございました。
 石井苗子さんの講演はご自身の留学生活、また現在学生として再び勉強をされているお話など女性のやる気にエールを送ると言った内容でマネージャーの方が驚かれるほどの熱演でした。ご出席の皆様も興味深く楽しまれたことと思います。
今回は実際に講演を聞かれた会員の皆さんに感想をインタビューしてみました。お話をお伺いできた方々はほんの一部分ですがご紹介致します。

 講演会の感想
素敵だった。テンポの良いテーマ展開で楽しかった。きれいで見とれてしまった。新しい発見ができた。触発された。自分も頑張りたいと思った。国際教養卒業なので自分も頑張らなくてはと思った。自分もなんかやりたいと思った。現実にどうかはわからないが、自分も頑張りたい。ただ、彼女とはキャリアが違うのでもう少し身近なレベルでの話が良かった。でも力をもらった。(スキャンダルがあり)旬の人を選んだと思った。
講演内容の年齢層を把握していなかったようだ。(事前に説明して、用意してもらえばいいのに)中身が良かった。毎年楽しい。同じ女性だから楽しい。ためになった。テーマは良かった。自分のやりたいことをやり、仕事や勉強などをやりたいようにやっているので自分もやりたい。自分より一世代上で自分の将来ビジョンの参考になった。テーマが広くもう少し絞り込んで良かった思う。面白かった。興味を持てる話題。去年は”女性はこうあるべきだ”といった概念を持って話が進められたのでいやだった。今回はそのような事がなく楽しく聞けた。思ったより楽しかった。自分の世界がきちんとあるひとで話を聞くのが楽しかった。女性問題に限らず環境問題などの一般社会問題が良い。(桜井さんの話が面白かった。)ざっくばらんな話し方で良かった。早口だった。キャリアウーマンの話ではないほうがいい。自分の世界とはかけ離れているが、自分も頑張らなくちゃと思わされた。そういう意味でためになった。非常に面白かった。大活躍している人なのでその活躍振りに触発された。
などなど。インタヴューしてみると今回の講演に限らないご要望なども頂き今後の参考にさせて頂きたいと思います。ご歓談中、突然の質問にお答え下さった方々にはどうもありがとうございました。

私の友人にも人間的に大きな人・尊敬する人がたくさんいますが、彼らに共通して言える事は、「1度きりの人生、自分のやりたいことをやりている」という事です。
 つらい事、苦しい事ももちろんあると思いますが、それ以上に好きだからがんばれる、乗り越えている気がします。
 彼らと同じ様に先生も生き生きと話していました。
 私達も色々な事を毎日考えながら過ごしていると思います。でも、(これは出来ない)と自分の中で妥協し、可能性を閉ざしてしまっている事が多々あるかもしれません。
 先生を含め、目標を成し遂げながら前に進んでいる人は、妥協しなかっただけ。
 同じ人間なのだから私にも絶対に出来る。
 そう思い事を始めたときが、それぞれのスタートなのではないかと思いました。
 誰だって、いつになったって遅くない・・・
 その決心と言うか、一歩を踏み出そうとしている人の背中をボンと押してくれるような講演でした。(富岡)