かりん Vol. 4

1997年6月
東京工芸大学女子短期大学部
華 輪 会


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このところご無沙汰になっておりました華輪会会報を発行する運びとなりました。この会報を通じて華輪会の活動をご報告するとともに皆さまからのご意見を頂き今後の指針として行きたいと思います。


 第13回 華輪会総会(櫻井よしこさん講演)
 

 昨年7月14日(日)新横浜プリンスホテルにおいて総会が開催されました。出席者350名と多くの方にご参加頂きました。第1部の櫻井よし子さんの講演はメインテーマを”自分で考えることの大切さ”に絞り、ごみ処理問題、薬害エイズ問題、自動車を例とするリサイクルに対する姿勢の日本とドイツの比較、日米安保条約、ヨット転覆事故たか号など話題豊富にわかりやすく進められました。
 講演の冒頭に櫻井さんから“特にみなさんには自分で考えて頂きたい。”とのメッセージがありました。この華輪会は、女子短大の同窓会ですのでお子さんを育てるお母さん、また、お母さんになる可能性のある人たちの集まりです。子供を育てるという大変な事業を成し遂げるとき、お母さん自身が考える。社会には色々な流れがあるけれども漫然と流れに乗り、考えることをしなくなってはいけない。情報のアンテナを張りめぐらしお母さん自身で考える様になっていただきたいと思っています。と言った内容のご発言があり、溝演、そして質疑応答になりました。
 みなさん引き込まれるように講演を聞いていらしたので講演後の質問も活発で、残念ながら途中で時間切れといった状態になってしまいました。櫻井さんは第1部講演終了後、立食パーティーにもしばらくご参加下さいまして、第1部時間切れとなり質問出来なかった方からの質問に答えて下さったり、快く写真撮影をして下さったりとテレビで拝見するイメージそのまま、それ以上にとてもすてきな方でした。
第2部の立食パーティーには新学長本多健一先生のご出席を頂き、ご挨拶を頂きました。学科長佐藤先生他6名の先生方もご出席頂き、しばし学生時代を思い出す楽しい時を過ごすことが出来ました。このところ数年続けてお世話になっている新横浜プリンスホテルさんのサービスも行き届き、おいしく快適な中でお友達との交流を深められたことと思っております。
 今後も色々な企画を携え年1回の総会をより魅力的なものにしていきたいと役員一同頑張っております。今回ご参加頂けなかった方も次回よりご参加頂ければ楽しい時間をお約束しましょう!?
 今年は講演者に小林カツ代(料理研究家)さんをお紹きしてあります。テレビ等でも単に料理だけにとどまらない楽しいお話しでご存知の方も多い事と思います。今回の講演もどのようなお話しをしていただけるのか、お楽しみに!


 華輪会総会開催にあたって
 

 皆さまご存じの通り、現在華輪会のメインの活動は年1回の総会に集約されております。年に1度のことですので是非皆さまにご出席頂きたいと考えておりますが、女子短大という性質上、結婚、妊娠、出産、育児、また転勤、海外勤務など色々な理由で総会に参加したくても出来ない方々がいらっしゃるのではないかとも思っております。
 色々な理由の中でも出産は女性にしか出来ないことですので当事者の方々のご健闘をお祈り申し上げる次第ですが、以上のような理由で参加したくても出来ない方をなるべく少なくしたいと華輪会では考えています。そのため、ベビーベッドをおいた部屋を用意するなど考えつく範囲で努力しております。近年ではベビーカーにお子さん連れで立食パーティに出席される方、ご主人が赤ちゃんを抱いて外で待っていらっしゃる方(中にお入り下さいと声をおかけしたのですが照れ屋のご主人だったようです)など参加に伴う多様化がみられています。多くの方に総会に出席していたださたい立場からは大変喜ばしいことと考えています。今後も色々な活動に皆さまのご参加をお待ちしております。