かりん Vol. 6

1998年12月
東京工芸大学女子短期大学部
華 輪 会


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歳末多忙の折りから、みなさまがたにおかれましては如何お過ごしでしようか。去る7月5日(日)ロイヤルパークホテルニツコーにおきまして、第15回華輪会総会を開催致しました。かりん第6号では会計報告をはじめとして総会の様子をお知らせ致します。


 《第15回 総会》
 

 平成10年7月5日(日)横浜ロイヤルパークホテルニツコーにおいて第15回華輪会総会が開催されました。会場が変わったこともあり、例年よりも多くの皆様にご参加頂き盛大に行うことができました。ありがとうございました。今回は、工学博士、淑徳短期大学教授である北野大先生(ビートたけしさんのお兄さんです)による講演が行われました。
 前半部分はテレビの衣装一つにしてもいろいろな気配りがなされているというお話から相手の立場に立って考えられる人になって欲しいということと、クイズ形式が昔の正統派クイズから変わってきているという話を例に、大切なのは知識の量ではなく、いかに必要な知識が整理されて入っているかだ、という事をお話下さいました。私たちの環境(生活)を考えた時に、何でもいっぱい持っていれば良いというのではなく、必要なものが在れば良い。という考え、つまり more is better(沢山あることが良い事)から enough is better(充分であることが良い事)に時代が変わっていかなければならない、とおっしゃっていました。
 後半は先生が大変尊敬されているお母様の話を交えて子どもを持つ私たちに向けてのメッセージを頂きました。それは子どもの進学方向を決めるにあたって有名大学ならいいという考えではなく、将来何を職業にするかを考え、教育・技術を身に付ける事、つまり、その職業にあう学科・学部・大学を選んで行かなければならないという事。教育ママになって徹底的に子どもと一緒に勉強して行って欲しいという事。子どものいけないところはいけないと怒らなくてはいけないが、全人格を否定してはならない事。大切なのは子どもを誉め、自信を持たせながらでも人間的には謙虚な人間に育てていって欲しいという事でした。講演の後の質問においては専門の食品添加物等についても触れ、大変幅広くお話を伺う事ができました。北野先生は御本人もおっしゃっていましたが、弟のビートたけしさんと声や話し方がそっくりで 大変楽しくお話しを伺う事ができました。テレビで拝見する通り物腰が低く、いつも笑顔のやさしいお顔がとても印象的でした。

 次回第16回華輪会総会も7月20日(火)10時30分から同ホテルにて予定しております。皆様お誘いあわせのうえご参加くださいませ。役員一同、準備を進めております。楽しい会にするため、ご意見ご要望などございましたらぜひともお聞かせ下さい。よろしくお願い致します。

 
《総会中の保育の様子》
 
 総会に出席はしたいのだけれど、子どもが、、、と言った声がよく聞かれます。女子短大である以上避けられないこのテーマを華輪会は総会中保育を併設することで、少しでも参加しやすくと考えています。
保育でお母様と離れる際、泣いてしまうなどした子は一人もいませんでした(保育41名)。
 その反面、保育に慣れていない子ども等、結局利用できないとのご意見もありました。今後も総会中の保育は続けていくつもりです。各ご家庭の事情に合わせてご利用頂ければと思っています。